作業 / ディスクグラインダー / コンクリート切断

ディスクグラインダーでコンクリートを切断するときの防じん対策と保護具

ダイヤモンドホイールを使って、コンクリートやモルタルなどの鉱物系材料を切断する作業を想定しています。コンクリートの研削・はつり、金属切断は別に扱います。

対象
コンクリート・モルタルなどの鉱物系材料
安全情報の確認
2026-09-02
掲載している安全情報
10件

00 / まず確認

最初に押さえるポイント

  1. 法令条件付き事業者

    手持式または可搬式動力工具を用いてコンクリートなどの鉱物を裁断する作業では、事業者は原則として労働者に有効な呼吸用保護具を使用させる必要がある。

  2. メーカー推奨作業者

    Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールによるコンクリート切断時に、専用の集じんカバーを取り付けてマキタ集じん機へ接続する集じん方法が示されている。

  3. メーカー禁止作業者

    Makita GA017G/GA018Gでは、コンクリート切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。

  4. メーカー禁止作業者

    Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールを加工材へ切り込んだ状態で工具の電源を入れないよう指定されている。

  5. メーカー条件付き作業者

    Makita GA017G/GA018Gでは、作業時は常に保護メガネを使用し、粉じんの多い作業では防じんマスクを併用し、必要に応じて安全靴、ヘルメット、耳栓・イヤマフなどを着用するよう指定されている。

法令の「湿潤化」を、そのままこの工具への散水指示にはしません。粉じん則第27条ただし書には、密閉、局所排気、プッシュプル型換気、粉じん源を湿潤な状態に保つための設備など、粉じんの発散を防ぐ措置が挙げられています。一方、Makita GA017G/GA018Gの取扱説明書では、コンクリート切断時に集じんカバーと集じん機を接続する方法が示されています。実際の対策は、使用機種と現場条件に合う方法を選んでください。

01 / 主な危険

この作業で気をつけること

  • 粉じんの吸入・眼への侵入
  • 衣類・手袋等の巻込み
  • 切断時の反発・キックバック
  • ダイヤモンドホイールの破損・飛散
  • 回転中のダイヤモンドホイールへの接触
  • 切りくず・破片の飛散
  • 騒音

02 / 先に行う対策

保護具の前に確認する対策

  1. 01切断中に工具をこじらず強く押し付けない
  2. 02刃を材料へ食い込ませた状態で始動しない
  3. 03ダイヤモンドホイールの回転方向を工具の矢印に合わせる
  4. 04集じんカバー・集じん設備等で粉じんの発散を抑える
メーカー作業者

Makita GA017G/GA018Gでは、コンクリート切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールによりコンクリートを切断する場合
メーカー作業者

Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールを加工材へ切り込んだ状態で工具の電源を入れないよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールにより切断する場合
メーカー作業者

Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールが材料に触れない位置で始動し、回転が安定してから工具をしっかり保持してゆっくり前方へ進めて切断するよう示されている。

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールにより切断する場合
メーカー作業者

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールを取り付けるときは、工具本体とダイヤモンドホイールの矢印の方向を合わせるよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールを使用する場合
メーカー作業者

Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールによるコンクリート切断時に、専用の集じんカバーを取り付けてマキタ集じん機へ接続する集じん方法が示されている。

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールによりコンクリートを切断する場合 / 対応する集じんカバーと集じん機を使用する

03 / 保護具

必要な保護具と条件

条件付き法令

手持式または可搬式動力工具を用いてコンクリートなどの鉱物を裁断する作業では、事業者は原則として労働者に有効な呼吸用保護具を使用させる必要がある。

粉じん則別表第三第4号に該当する手持式または可搬式動力工具による岩石・鉱物の裁断作業 / 昭和54年7月11日基発第342号ではコンクリートを「鉱物」に含むと示されている / 粉じん則第7条第1項各号・第2項各号に該当する場合を除く / 密閉、局所排気、プッシュプル型換気、湿潤化設備等の粉じん発散防止に有効な措置を講じた場合は第27条第1項ただし書の対象
禁止メーカー

Makita GA017G/GA018Gでは、軍手などの布製手袋を使用しないよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gを使用する場合
条件付きメーカー

Makita GA017G/GA018Gでは、作業時は常に保護メガネを使用し、粉じんの多い作業では防じんマスクを併用し、必要に応じて安全靴、ヘルメット、耳栓・イヤマフなどを着用するよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gを使用する場合 / 保護メガネは常時、防じんマスク等は作業条件に応じる

04 / 禁止事項

やってはいけないこと

禁止メーカー

Makita GA017G/GA018Gでは、軍手などの布製手袋を使用しないよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gを使用する場合
禁止メーカー

Makita GA017G/GA018Gでは、コンクリート切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールによりコンクリートを切断する場合
禁止メーカー

Makita GA017G/GA018Gでは、コンクリート切断に丸のこ刃やチップソーなど他用途の先端工具を使用しないよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gでコンクリート等を切断する場合
禁止メーカー

Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールを加工材へ切り込んだ状態で工具の電源を入れないよう指定されている。

Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールにより切断する場合

05 / 教育・資格

教育や作業条件の確認

研削といしに関する特別教育と、ダイヤモンドホイールでコンクリートを切断する作業そのものを同一には扱いません。どの業務が対象になるのかを個別に確認します。

法令

研削といしに関する特別教育義務の対象業務は、研削といしの取替えまたは取替え時の試運転であり、ディスクグラインダーを使用する作業すべてを一律の対象とはしない。

労働者を研削といしの取替えまたは取替え時の試運転の業務に就かせる場合 / ダイヤモンドホイールによるコンクリート切断そのものを、このClaimだけで特別教育対象と断定しない

06 / 誰が行うか

事業者と作業者、それぞれの対応

事業者

  • 手持式または可搬式動力工具を用いてコンクリートなどの鉱物を裁断する作業では、事業者は原則として労働者に有効な呼吸用保護具を使用させる必要がある。
  • 研削といしに関する特別教育義務の対象業務は、研削といしの取替えまたは取替え時の試運転であり、ディスクグラインダーを使用する作業すべてを一律の対象とはしない。

作業者・労働者

  • Makita GA017G/GA018Gでは、軍手などの布製手袋を使用しないよう指定されている。
  • Makita GA017G/GA018Gでは、コンクリート切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。
  • Makita GA017G/GA018Gでは、コンクリート切断に丸のこ刃やチップソーなど他用途の先端工具を使用しないよう指定されている。
  • Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールを加工材へ切り込んだ状態で工具の電源を入れないよう指定されている。
  • Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールが材料に触れない位置で始動し、回転が安定してから工具をしっかり保持してゆっくり前方へ進めて切断するよう示されている。
  • Makita GA017G/GA018Gでダイヤモンドホイールを取り付けるときは、工具本体とダイヤモンドホイールの矢印の方向を合わせるよう指定されている。
  • Makita GA017G/GA018Gでは、作業時は常に保護メガネを使用し、粉じんの多い作業では防じんマスクを併用し、必要に応じて安全靴、ヘルメット、耳栓・イヤマフなどを着用するよう指定されている。
  • Makita GA017G/GA018Gでは、ダイヤモンドホイールによるコンクリート切断時に、専用の集じんカバーを取り付けてマキタ集じん機へ接続する集じん方法が示されている。

07 / 根拠資料

確認した資料と場所

  1. 粉じん障害防止規則厚生労働省

    第27条第1項

    資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02

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  2. 粉じん障害防止規則厚生労働省

    別表第三第4号

    資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02

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  3. じん肺法施行規則の一部を改正する省令の施行について(昭和54年7月11日 基発第342号)厚生労働省

    第二「規則改正の細部関係」三「別表(粉じん作業)関係」(二)ハ

    資料の版・識別: 厚生労働省法令等データベース掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02

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  4. 労働安全衛生法厚生労働省

    第59条第3項

    資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02

    原典を確認する
  5. 労働安全衛生規則厚生労働省

    第36条第1号

    資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02

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  6. 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ

    p.14「充電式ディスクグラインダ安全上のご注意」警告12

    資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02

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  7. 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ

    p.51「コンクリートの切断」

    資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02

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  8. 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ

    p.49「コンクリートなどの切断前の準備」

    資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02

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  9. 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ

    p.13「充電式ディスクグラインダ安全上のご注意」警告10

    資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02

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  10. 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ

    p.52「コンクリートの切断時の集じん」

    資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02

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08 / 関連作業