作業 / ディスクグラインダー / 金属切断
ディスクグラインダーで金属を切断するときの保護具と安全対策
切断砥石を使って鉄筋、鉄パイプ、薄物鋼材などを切断する作業を想定しています。金属表面の研削やバリ取りは別に扱います。
メーカー資料に基づく内容は、ここに記載した機種の取扱説明書に基づきます。掲載していない機種へそのまま一般化せず、実際に使用する機種の取扱説明書も確認してください。
00 / まず確認
最初に押さえるポイント
まず重大な禁止・必要・条件付き情報を確認します。各項目の「事業者 / 労働者 / 作業者」は、誰が行う内容かを示します。
- メーカー資料必要行う人: 作業者
Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合、切断砥石用のホイールカバーを取り付けるよう指定されている。
条件: Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合 - メーカー資料禁止行う人: 作業者
Makita GA017G/GA018Gでは、切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。
条件: Makita GA017G/GA018Gで金属を切断する場合 - メーカー資料禁止行う人: 作業者
Makita GA017G/GA018Gでは、切断砥石の側面を使用して作業しないよう指定されている。
条件: Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合 - 法令条件付き行う人: 事業者
- メーカー資料条件付き行う人: 作業者
Makita GA017G/GA018Gでは、作業時は常に保護メガネを使用し、作業に応じて防じんマスク、安全靴、ヘルメット、耳栓・イヤマフ、手袋などを着用するよう指定されている。
条件: Makita GA017G/GA018Gを使用する場合 / 保護メガネは常時、その他は作業条件に応じる
防じんマスクの法令上の扱いは、作業場所によって変わります。研磨材を使う手持式・可搬式動力工具で金属を裁断する作業について、粉じん則別表第三第6号が呼吸用保護具の対象とするのは、屋内、坑内、タンク・船舶・管・車両などの内部です。屋外の金属切断まで同じ法定義務として扱いません。粉じんが発生する場合は、法令の適用条件とは別に、使用機種の取扱説明書と作業環境に応じて保護具を選んでください。
01 / 主な危険・有害要因
この作業で気をつけること
労働安全
- 研削といしの破損・飛散
- 回転中の砥石への接触
- 切断時の反発・キックバック
- 衣類・手袋等の巻込み
- 研削火花による火災・やけど
- 切りくず・破片の飛散
労働衛生
- 粉じんの吸入・眼への侵入
- 騒音
02 / 先に行う対策
保護具の前に確認する対策
- 01砥石の最高使用周速度を守る
- 02切断砥石の側面や他用途の刃物を使用しない
- 03作業開始前・砥石交換後に試運転する
- 04砥石の覆い・ホイールカバーを使用する
- 05切断中に工具をこじらず強く押し付けない
- 06切断砥石用のホイールカバーを使用する
- 07火花の方向から可燃物・人を離す
事業者は、研削といしをその最高使用周速度を超えて使用してはならない。
事業者は、側面使用を目的としない研削といしの側面を使用してはならない。
事業者は、研削といしを取り替えたときに3分間以上試運転する必要がある。
研削といしを取り替えたとき事業者は、その日の作業を開始する前に研削といしを1分間以上試運転する必要がある。
その日の作業開始前回転中の研削といしが労働者に危険を及ぼすおそれがある場合、事業者は原則として覆いを設ける必要がある。
直径50mm未満の研削といしは第117条の例外Makita GA017G/GA018Gでは、切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで金属を切断する場合Makita GA017G/GA018Gでは、金属切断に丸のこ刃やチップソーなど他用途の先端工具を使用しないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで金属を切断する場合Makita GA017G/GA018Gでは、切断砥石の側面を使用して作業しないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合、切断砥石用のホイールカバーを取り付けるよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合Makita GA017G/GA018Gでは、金属切断時に周辺へ燃えやすいものがないことを確認するよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで金属を切断する場合03 / 保護具
必要な保護具と条件
保護具は、停止・隔離・換気・集じん・作業方法などの対策をした後に残る危険へ使います。個人で買うことで、事業者・職長に必要な対策を置き換えません。
屋内、坑内、タンク・船舶・管・車両等の内部で、研磨材を用いた手持式または可搬式動力工具により金属を裁断する場合、事業者は原則として労働者に有効な呼吸用保護具を使用させる必要がある。
研磨材を用いた手持式または可搬式動力工具による金属裁断 / 屋内、坑内、タンク、船舶、管、車両等の内部で行う場合 / 粉じん則第27条第1項の適用除外・ただし書に該当する場合を除くMakita GA017G/GA018Gでは、軍手などの布製手袋を使用しないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gを使用する場合Makita GA017G/GA018Gでは、作業時は常に保護メガネを使用し、作業に応じて防じんマスク、安全靴、ヘルメット、耳栓・イヤマフ、手袋などを着用するよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gを使用する場合 / 保護メガネは常時、その他は作業条件に応じる04 / 禁止事項
やってはいけないこと
事業者は、研削といしをその最高使用周速度を超えて使用してはならない。
事業者は、側面使用を目的としない研削といしの側面を使用してはならない。
Makita GA017G/GA018Gでは、切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで金属を切断する場合Makita GA017G/GA018Gでは、金属切断に丸のこ刃やチップソーなど他用途の先端工具を使用しないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで金属を切断する場合Makita GA017G/GA018Gでは、切断砥石の側面を使用して作業しないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合Makita GA017G/GA018Gでは、軍手などの布製手袋を使用しないよう指定されている。
Makita GA017G/GA018Gを使用する場合05 / 教育・資格
教育や作業条件の確認
ディスクグラインダーを使う人すべてが、この特別教育の対象になるわけではありません。ここで確認している法令上の対象業務は、研削といしの取替え、または取替え時の試運転です。
自由研削用といしの取替えまたは取替え時の試運転に係る特別教育は、学科4時間以上と実技2時間以上で構成される。
自由研削用といしの取替えまたは取替え時の試運転の業務特別教育義務の対象となる研削といし業務は、研削といしの取替えまたは取替え時の試運転である。
労働者を研削といしの取替えまたは取替え時の試運転の業務に就かせる場合06 / 役割別まとめ
ここまでの内容を本人と事業者・職長に分けて確認する
ここまでに掲載した内容を、誰が行うかでまとめ直しています。
目的1 / 作業する本人
自分がすること
作業者・労働者が行う内容です。
- Makita GA017G/GA018Gでは、切断中に工具をこじったり強く押しすぎたりしないよう指定されている。
- Makita GA017G/GA018Gでは、金属切断に丸のこ刃やチップソーなど他用途の先端工具を使用しないよう指定されている。
- Makita GA017G/GA018Gでは、切断砥石の側面を使用して作業しないよう指定されている。
- Makita GA017G/GA018Gでは、軍手などの布製手袋を使用しないよう指定されている。
- Makita GA017G/GA018Gで切断砥石を使用する場合、切断砥石用のホイールカバーを取り付けるよう指定されている。
- Makita GA017G/GA018Gでは、金属切断時に周辺へ燃えやすいものがないことを確認するよう指定されている。
- Makita GA017G/GA018Gでは、作業時は常に保護メガネを使用し、作業に応じて防じんマスク、安全靴、ヘルメット、耳栓・イヤマフ、手袋などを着用するよう指定されている。
目的3 / 作業を任せる側
事業者・職長が確認すること
設備、作業計画、教育、測定、健康管理、保護具など、事業者・職長が行う内容です。
- 事業者は、研削といしをその最高使用周速度を超えて使用してはならない。
- 事業者は、側面使用を目的としない研削といしの側面を使用してはならない。
- 自由研削用といしの取替えまたは取替え時の試運転に係る特別教育は、学科4時間以上と実技2時間以上で構成される。
- 事業者は、研削といしを取り替えたときに3分間以上試運転する必要がある。
- 事業者は、その日の作業を開始する前に研削といしを1分間以上試運転する必要がある。
- 回転中の研削といしが労働者に危険を及ぼすおそれがある場合、事業者は原則として覆いを設ける必要がある。
- 屋内、坑内、タンク・船舶・管・車両等の内部で、研磨材を用いた手持式または可搬式動力工具により金属を裁断する場合、事業者は原則として労働者に有効な呼吸用保護具を使用させる必要がある。
- 特別教育義務の対象となる研削といし業務は、研削といしの取替えまたは取替え時の試運転である。
07 / 根拠資料
確認した資料と場所
- 労働安全衛生規則厚生労働省
第119条
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 労働安全衛生規則厚生労働省
第120条
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 労働安全衛生法厚生労働省
第59条第3項
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 労働安全衛生規則厚生労働省
第36条第1号
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 安全衛生特別教育規程厚生労働省
第2条
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 労働安全衛生規則厚生労働省
第118条
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 労働安全衛生規則厚生労働省
第117条
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 粉じん障害防止規則厚生労働省
第27条第1項
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 粉じん障害防止規則厚生労働省
別表第三第6号
資料の版・識別: 現行掲載版(2026-09-02確認) / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ
p.61「鉄筋・鉄パイプなどの切断」
資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ
p.14「充電式ディスクグラインダ安全上のご注意」警告12
資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ
p.56「鉄筋・鉄パイプなどの切断前の準備」
資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する - 充電式ディスクグラインダ GA017G/GA018G 取扱説明書株式会社マキタ
p.13「充電式ディスクグラインダ安全上のご注意」警告10
資料の版・識別: 881F15H0_DY696 / 確認日: 2026-09-02
原典を確認する
08 / 労働安全
事故・災害を防ぐ関連ガイド
09 / 労働衛生
健康・作業の負担・職場環境の関連ガイド
10 / 共通・制度
事業者・職長の対応・保護具の共通ガイド
11 / 関連作業