01 / 感電

ホルダーの絶縁と、自動電撃防止装置の適用条件を分ける

手作業のアーク溶接等で使用する溶接棒等のホルダーは、感電を防ぐために必要な絶縁効力と耐熱性を有するものを使用する必要がある。

導電体に囲まれた著しく狭い場所や、一定の高さ2m以上の導電性の高い場所など、安衛則第332条の条件で交流アーク溶接を行う場合は、交流アーク溶接機用自動電撃防止装置を使用する必要がある。

自動溶接を除く交流アーク溶接等を行う場合 / 船舶の二重底・ピークタンク内部等の導電体に囲まれた著しく狭い場所、または墜落危険がある高さ2m以上で鉄骨等の導電性の高い接地物に接触するおそれがある場所 / 交流アーク溶接の全場所へ一律に同じ法定条件として拡張しない

自動電撃防止装置の第332条は、交流アーク溶接を行うすべての場所へ同じ条件で一律適用する条文ではありません。狭あいな導電体内部や、条文が指定する高さ2m以上の場所等の条件を確認します。

02 / スパッター・高温物

火花が飛ぶ先まで作業範囲

アーク溶接では高温の溶融金属やスパッターが飛散するため、周囲の可燃物や第三者への影響を含め、火花・高温物の飛散範囲を管理する。

アーク光と高温のスパッターから皮膚を守るため、皮膚の露出を避け、難燃性等を考慮した作業衣や耐火エプロンなどを使用する。

溶接面は眼・顔の保護に重要ですが、可燃物管理や身体の被覆を置き換えません。高温のスパッターが届く範囲を含めて作業場所を見ます。